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ワールドネバーランドシリーズ(プルト中心)の ファンブログです。プレイ日記やパスワードを 載せています。 当然ですが、公式様とは一切関係がありません。

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こんにゃくです。
ブログを見返してみたら、何かワーネバの事しか書いてねーなwと思ったので無意味に関係ない事を書いてみました。

書いてみましたっつーか単に広めたいだけです。

私は読書が趣味なんですが、割と色々なジャンルの本を読みます。
作家は、乙一・吉本ばなな・司馬遼太郎・赤川次郎あたりが好きです。
しかし、乙一さんは新作がなかなか出ないのが痛い。最近、箱庭図書館は出ましたけど、高くて買えない。学生の財布ってむなしい。
そんな本好きな私が今まで面白かった本を奨めてみようと思います。誰得。多分続きません。
稚拙な文章で必死に良さを説明していますが、全く出来ていないです。文章力が欲しい。切実に。
読んでやろうという心の広い方は、右下のつづきを読むからどうぞ・・・。






新潮文庫 トリツカレ男 いしいしんじ著  

●題名とあらすじに惹かれて買った本です。あらすじは、何かに夢中になるとそのことばかり考えてしまう
・・・トリツカレ男と呼ばれる主人公が、ある日、無口な風船売りの少女に恋をして・・・な感じです。

字は、平仮名が多くて、子供も読みやすい。逆に、
分厚い本をよく読む人はちょっと読みにくいかもしれません。 内容は、単純かも。そして、どこはかとなく・・・でもないですね、大分ファンタジックです。
私が惹かれたのは、主人公が真っ直ぐなところです。真っ直ぐというか、純粋すぎる、というのか優しすぎる、というか。何でそこまでするんだよ!ってぐらいです。
主人公が相手を思いやる、思いやりすぎて・・・なシーンはぐっときます。
巧妙な仕掛けとか複雑な伏線などはなく、すっと頭に入ってきます。
最後にどんでん返しやミステリーが好きな方は物足りないかもしれません。
でもいい本です。個人的にですが。みんな仲良く!楽しく!って訳でもなく、きちんと人の悲しみ・・・、
辛いことから逃げてしまうどうしようも無い心の弱さ、なども描写されています。何を言いたいのか分からなくなってきましたが、
とりあえず私は好きです。お前の趣味なんて知るか。


理論社 バーティミアス サマルカンドの秘宝(これが1で3まである) ジョナサン・ストラウド 金原瑞人/松山美保=訳

●長編ファンタジーです。どのぐらい長編かというと1冊600p越えです。字は大きい方(ハリー並み)ですが、
読み切るのはかなりの時間がかかります。でも、綿密に練られた世界観、読者を引き込む軽快な語り口
(堅苦しく無いというか単純に主人公達の会話や文自体が面白い)、ときどき出てくる注(物語の理解を深めるために
いっぱい注があります。文のすぐ下に書いてあって、パッと見やすい。また、言葉を説明するだけではなく、
その物であった、エピソードなんかも軽く交えていて、注だけでもニヤッとします)で、あっという間に読み終わり、(上の文と矛盾してます)
そして、すぐ続きが気になってしまうと思います。何かこれもまた意味不明な文になりましたが、とにかく
世界観、そして一癖どころか十も二十も癖がありそうなキャラがとても魅力的な本です。
人気も結構ある方かな? 全3巻と書きましたが、最近4巻が出ました。しかし、日本語版のはまだ無く、
物語自体は3巻で終わりなので、4巻はそこまで気にしなくて大丈夫です。
読後感が半端無い本です。今まで読んだファンタジーで一番好きですね。
しかし、そんなに新しい!って訳でもない(2003年です)ので、一般の本屋にはあまり無いです。
そっちより、中古本屋(作者に悪いけど)や密林の方がありますね。とにかくハマります。


角川文庫 三毛猫ホームズシリーズ 赤川次郎

●この本は知っている人も多いのでは?私は見たことはありませんが、ドラマ化なんかもされていたみたいですね。
シリーズと書いてありますが、初見の方は三毛猫ホームズの推理から入るといいと思います。
基本的に、1冊1冊はつながっていない(話が続いていない)ので、推理を見たらあとは適当にいけるので、
集めやすい本だと思います。これも古いので、中古で結構ありますしね!(作者さんすみません)
推理で気づく方もいらっしゃると思いますが、ジャンルはミステリー&サスペンスな感じです。
でもそんな堅苦しい訳でもなく(何度目だその台詞)、登場人物というか主人公が親しみやすいというか、
ちょっとアホですw全シリーズ通して出てくる人物達がいるんですが、その中の一人、片山刑事は高所恐怖症の女性恐怖症で血を見ると卒倒するという、
刑事らしからぬ人物です。気の強い妹に押され気味のちょっと
頼りない人です。でも、推理力は他の人より優れていて、ホームズ(三毛猫の名前です)の意図することにいち早く気づき、また、いざって時はちゃんとやる男です。

あと題名通り、三毛猫が推理を解きます。まあ喋る訳にもいかないので、間接的に、ですが。
そこもまた、通常とは違って・・・というか面白い設定ですよね。雌ってところもまたいいですね(笑)

またもよく分からない説明ですが、これも面白いです。面白いしか言ってねーな。
巻によっては、やりきれないというか思わず泣きそうになるシーンがあるのも魅力的です。
ちなみに管理人が好きなのは、追跡・騎士道・心中海岸・黄昏ホテル・フーガあたりです。
他も好きですけどね!大体長編ですが、たまに短編集も混じっています。
昔からやっていますが、現在も続刊中かと思います。

幻冬舎文庫 暗いところで待ち合わせ 乙一

●私の大好きな作家の一人である乙一さんの作品から一つ。ZOO1と失はれる物語と迷いましたが。
この作品は、2006年に映画化しています。私は知りませんでしたが、みなさんの中には知っている人もいるのではないかと。
暗いところってどこ!ホラー!?って感じの題名ですが、別にホラーではありません。(乙一さんの作品は
ホラーというかグロもありますが・・・GOTHがその例)

あらすじは、視力をなくし、家で独り静かに暮らすミチルのもとに、殺人事件の犯人として追われるアキヒロが
ミチルの家に逃げ込み、奇妙な同居生活が・・・といったものです。普通犯人来たら気づくだろ!ですが、
ミチルは視力を失ってしまっているので、アキヒロの姿は見えません。それを知ってアキヒロもミチルの家に
潜り込んだのです。ここが上手いと思いました。姿は見えない、でも気配は感じる、でも怖い・・・だから、
最初は知らない振りをするんです。ミチルは。アキヒロはアキヒロで、気づかれない方がいいしね。
でもある出来事で、その関係が少しずつ崩れていくんです。

視力をなくして、独り家で一生を過ごそうと考えていた孤独なミチル、職場で上手く周りに合わせられずに段々孤立していく、不器用なアキヒロそんな二人が
徐々に、知らない他人で関わり合わないそんな関係から変わっていき、そして、この変わった同棲生活を通して
孤独で周りを遮断していた二人が、周りと打ち解ける・・・というか周りに目をやるというか・・・。そんな話です。

読み終わった後は心がほっとします。暖かくなるというのかな?私的にはそこまで長くない(290p)と思うので、
一度読んでみて下さい。

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